西宮市鳴尾教室ブログ


≫教室の詳細はこちら
01月 15, 2018

清少納言と百人一首

こんにちは。今回は清少納言の短歌に触れていきましょう。

 

62番 清少納言

よをこめて とりのそらねは はかるとも

よにあふさかの せきはゆるさじ

 

清少納言といえば枕草子の作者でとても才女である印象を受けます。どちらかと言うと大人しい性格ではなかったようです。また、中宮定子が本当に好きだったのではないのかな、と想像します。また、清少納言を清少、納言と考えている人が多いのですが、清少納言は清、少納言です。清は実家の苗字の清原だと考えられていますが、なせ少納言なのかは分かっていないみたいです。

歌はとてもよく出来ており、一度帰ってまた入ろうとした人に対して、真夜中に鳥の空音(鶏の鳴き真似でしょうか)をしても世に名高い関所は通してはくれない、ということです。掛詞も使われており、特に会うと逢う坂の掛詞が見事です。

この記事は 1043 人に閲覧されました。

≫教室の詳細はこちら

ページの先頭に戻るPAGE TOP