西宮市鳴尾教室ブログ


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03月 25, 2018

後鳥羽院と短歌

今回は後鳥羽院の歌を紹介します。

 

ひともおし ひともうらめし あじきなく

よをおもふゆゑに ものおもふみは

 

後鳥羽院は安徳天皇の弟で、その安徳天皇は源平合戦の際に入水してしまいます。後鳥羽院本人は源氏に怒りを持っていたことでしょう。1221年の承久の乱を起こした人物、といえば後鳥羽院で後世にも語り継がれています。この歌は承久の乱のよりも前に読まれたとされており、さらに後鳥羽院は藤原定家に新古今和歌集の編纂を命じるなど和歌の発展にかなり熱心でした。

そんな後鳥羽院も武士の世の中になっていくことへのどうしようもない思いをつのらせてこの歌を読んだのでしょうか。

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