第49回「テスト前の過ごし方」|アップ学習会|立花教室
さて、今回はテスト前の過ごし方について書かせていただきます。
テストまで時間があるこの時期だからこそ、前もって知っておきましょう。
1週間前までに提出課題をやり切る
「いやどこが範囲かわからんやん」
それは勉強をしたくないが故の言い訳です。 学校で授業を受けていれば範囲は必ず分かります。確実に前回のテスト後に習っているところが範囲です。範囲が分かったから取り掛かるようでは遅いのです。遅くても2週間前からテスト勉強(提出課題)は取り組むべきです。
提出課題とは
テストで高得点を取っている子は、提出課題を仕上げているタイミングが早いです。そして点を取れる子はその提出課題の内容を頭に入れようと努力します。そして何回も解き直します。なかなか点が取れない子は提出課題を終えようと努力します。つまり点数は頭の良さではなくどれだけテスト前に勉強に取り組めていたかの準備力が関わっています。
1週間前から3日前にかけて
英語・・・毎日1時間はする 単語暗記、文法の見直しを中心に
数学・・・提出課題をもう一周する
国語・・・学校のノート、教科書を見直す
社会・・・学校のノートを見直し、提出課題をもう一周
理科・・・提出課題をもう一周
直前
今までやったことの確認をしましょう。自分でテストをしてみると効果的です。特にiワークというテキストをもっている方は、付属のiワークプラスというものがあるので、それをテストとして使うとより効果的です。アップ学習会ではこのiワークというテキストを主に使用しています。英語は特に実際に教科書に出る単語も含めて文法を総ざらいできるので、おすすめです。実際にテスト前にiワークプラスをやって、成績が伸びた生徒がたくさんいます。そのときに分からなかったところは必ず分かるようにしておくこと。
第48回「子供のやる気を引き出す方法」|アップ学習会|立花教室
褒めて伸ばす方法もありますが、あまり褒めすぎるのもよくありません。子供は賢いので、あまりに褒めすぎると、
「あ、褒めて伸ばすと良いと言われているから褒めているな」
「馬鹿にされているな」と思ってしまいます。
ではどうすればいいのか。
簡単です。
凄いと思ったことをそのまま伝えてください。
「私も子供の頃勉強はそんなにできなかったけど、あなたはすぐできるようになるね」
「最近頑張っているらしいね。部活も大変なのに凄いね」
単純に凄いと思ったことを子供に素直に伝えるだけです。大人から感心されると子供は絶対に嬉しいはずです。その嬉しさがもっと頑張ろう!というやる気につながります。
私も実際に中1の時、このような言葉を母親に掛けられました。
「塾の先生は期末テストの方が難しいって言ってたけど、点数上がってるやん。凄いなあ。先生びっくりするんちゃう?」
何十年も前の話ですが、嬉しかったのではっきりと覚えています。実際に、「次も頑張ろう!」と思えました。
最近は時代も変わり、家にいても携帯があれば友達と簡単に連絡を取ることができます。勉強へ意識を向けるのが大変です。どんなに真面目な子でもこの誘惑に勝つことは至難の業です。こんな時代だからこそ、大人がしっかり導いてあげないと子供たちが後悔することになります。声掛け一つで変わることも大いにあるので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。