本の紹介 島耕作、主任編
私が最近読んだ本で考えさせられたものを紹介します。
ヤング島耕作 主任編 1巻
島耕作シリーズをご存知でしょうか。昭和時代のサラリーマンの一生を描く漫画です。島耕作は優秀でモテモテですが、そこは置いておいて、生きていく中でとても重要なことや気づきがたくさん散りばめられている本でもあるのです。
島耕作が主任になって最初についた部下の性格がとにかく日本風ではない。
態度が偉そう、自分の仕事が終わればすぐ帰る、日本の礼儀をわかろうとしない。
この部下の意見も一理あります。態度や礼儀や一銭の価値にもならないことは考えていない。会社と自身は与えられた仕事内容の報酬として賃金をもらう契約で繋がっているのだから、他人の仕事はしないし、自身のスキル向上を第1に考えている。
私はこうした考えは素晴らしいと考えます。
ただ、島耕作はその部下にこのように叱責します。
日本風の考え方や組織があるから個人の小さなミスも補うことが出来る。組織を大切にしなさい。郷に入っては郷に従え。
と。
結論、この部下は失敗をして自分の責任は自分で取るというのですが組織の人が協力してくれて失敗を乗り越え、そしてその部下は失敗の現場で考えを改めます。
考えが全て変わったわけではなかったのですが、それはそれでとても考えさせられる話でした。
湯気が液体?
こんにちは。
今回は結構多くの人が勘違いしていることに触れていきます。
やかんで水を沸かした時に出来る湯気、ありますよね。これは実は液体です。気体ではありません。というのも、理由は簡単で気体である水蒸気は無色透明なため目に見えません。湯気は水蒸気が空気上で冷やされて細かい液体になったもので霧吹きの水のような状態になったものなのです。ちなみに、やかんの口の先端の透明な部分が水蒸気です。出た瞬間のまだ冷やされてない部分の透明な場所が水蒸気にあたるのです。
と、いうことはドライアイスの煙も…。白い部分は液体ですよ!煙の通り道は冷たい二酸化炭素の通り道ですが、煙の色の正体は二酸化炭素に冷やされた水蒸気なのです。